第11回日本脳神経外科光線力学学会

テーマ「診断と治療が融合する光線力学医学」

会長挨拶

謹啓

貴社益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。
この度、第11回日本脳神経外科光線力学学会を平成27年7月10日(金)および11日(土)に京王プラザホテル(東京都新宿区)において開催する運びとなりました。

 日本脳神経外科光線力学学会 は2005年に研究会としてスタートして、その後、2011年第7回からは日本脳神経外科光線力学学会と改名されて現在にいたっております。
 本学会の特徴は、脳神経外科における様々な波長の光や蛍光そしてレーザを利用した診断や治療に関する基礎研究や臨床研究に関する演題を報告し、建設的な議論を進める学会です。近年脳腫瘍の蛍光診断薬を利用した光線力学診断や腫瘍集積能をもつ薬剤とレーザを組み合わせ悪性脳腫瘍を治療する光線力学治療が承認され、本学会が承認に関して学術的な部分で貢献しております。施設承認のためのトレーニングコースを実施しており、市販後も重要な役割を担っております。
 今回も第25回日本光線力学学会 学術講演会との合同開催とし、診断と治療が融合する光線力学医学として、関連の多くの領域の医療関係者によって有意義な討議がなされることが期待されます。
 皆様のご参加をお待ちするとともに、ご参加の皆様のよき研鑽の場となることを祈念しております。

謹白
平成27年5月吉日

第11回日本脳神経外科光線力学学会
会長  村垣 善浩
(東京女子医科大学 先端生命医科学研究所)